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【NIDA世論調査】タイ南部住民、ランドブリッジ計画に概ね賛成。「理解は不十分」も期待先行。
- 2026/5/3
- もっと知りタイランド

5月3日、タイ国立開発行政研究院(NIDA)の世論調査機関NIDA Pollは、タイ政府が推進する大型インフラ計画「ランドブリッジ(陸橋経済回廊)」について、南部14県の有権者を対象に実施した最新調査結果を発表した。
調査は4月28日から30日にかけて、18歳以上の南部住民1,455人を対象に電話インタビュー形式で実施された。
■ 過半数が「聞いたことはあるが、理解はわずか」
ランドブリッジ計画についての認知度では、
・54.43%:「聞いたことはあるが、少ししか理解していない」
・26.67%:「ある程度理解している」
・10.52%:「よく理解している」
・7.08%:「全く聞いたことがない」
・1.30%:「聞いたことはあるが、全く理解していない」
計画そのものは広く認知されているものの、内容を十分理解している層は少数にとどまった。
■ 最大の懸念は「環境への影響」
計画を認知している回答者1,333人に不安要素を尋ねたところ、
・38.03%:陸上・海洋を含む自然環境への影響
・29.71%:土地収用や地域生活への影響
・25.81%:汚職や不透明性
・15.30%:長期的な費用対効果
となり、環境問題が最大の懸念事項となった。
一方で、33.16%は「特に不安はない」と回答している。
■ 約67%が計画に賛成
ランドブリッジ計画への賛否では、
・34.21%:「強く賛成」
・33.01%:「やや賛成」
・19.43%:「やや反対」
・13.35%:「全く反対」
「賛成」と答えた層は合計67.22%に達し、南部住民の多数派が計画を前向きに評価していることが分かった。
■ 経済期待と地域不安が交錯
今回の調査では、南部住民の多くが経済発展や物流拠点化への期待を持つ一方、環境破壊や生活基盤の変化への懸念も強いことが浮き彫りとなった。
ランドブリッジ計画は、タイランド湾とアンダマン海を陸路で結ぶ国家戦略プロジェクトとして注目されているが、今後は住民理解の向上と環境・透明性への具体的対応が、計画推進の鍵となりそうだ。
結局、住民はよく知らないから、懸念点もよくわからない、それが「まあ、いいんじゃない」に繋がっているだけでしょう。
始まってから大騒ぎしても、もう遅いのですが…。







































