タイ南部の国境の街がゴーストタウン化の危機! 新検問所開設で観光客の流れに変化。
- 2026/11/3
- タイ南部

タイ南部ソンクラー県のマレーシア国境に位置する商業地区「ダンノーク(ด่านนอก)」で、新しいサダオ国境検問所の開設に伴い、観光客が最大90%減少する深刻な事態となっている。
商店やホテルなどの経営が悪化し、廃業する事業者も出ており、地元ではゴーストタウン化を懸念する声が上がっているという。
地元の女性商店主によると、以前はマレーシアから入国した観光客がダンノーク市場に立ち寄り、買い物や食事を楽しんでいたと話す。
しかし、新しい国境検問所が開設されて以降、マレーシア人旅行者の約90%が新検問所を利用するようになり、旧検問所周辺の客足が激減したという。
新検問所は入国審査などの手続きが円滑で、観光地ハートヤイ方面への移動にも便利なことから、旅行者が集中しているとみられる。
この影響は一般商店だけでなく、ホテル、娯楽施設、バイクタクシーなど幅広い業種に及んでいる。
地元では4~5カ月前から厳しい状況が続いており、家賃や光熱費を支払えず、閉店を余儀なくされる事業者も出ているという。
女性商店主は「客が90%も減り、電気代や水道代さえ賄えない」と窮状を訴えた。
また、地元事業者らはこれまで複数の行政機関に支援を求める要望書を提出してきたものの、具体的な対応が見られないという。
事業者らは対策として、旧サダオ国境検問所の出入国審査ブースを6カ所に増設し、旅行者が利用しやすい環境を整えるよう求めている。
さらに、新旧検問所を結ぶ約300メートルの道路に街灯を設置することも要望している。

ダンノークは、マレーシアからの観光客による買い物や飲食を中心に発展してきた国境の商業地区。
新検問所の開設によって旅行者の流れが大きく変わったことで、地域経済が深刻な打撃を受けており、地元事業者らは行政による早急な対策を求めている。






































