マイナーインター、タイで人気の韓国チキン「Bonchon」の海外IP取得へ。フランチャイズ展開を強化

タイの大手外食・ホテル企業、マイナー・インターナショナル(MINT)は8月11日、タイ人に人気の韓国発フライドチキンブランド「Bonchon(ボンチョン)」の事業拡大に向け、米州を除く地域のブランド知的財産(IP)を取得すると発表した。

MINT傘下のMFG International Holding (Singapore) Pte. Ltd.が、Bonchon International Inc.の株式100%を既存株主から取得する。
取引額は5,000万米ドルで、金融機関からの借入金を買収資金に充てるという。
取引は、8月中の完了を予定している。

Bonchon International Inc.は、米州以外における「Bonchon」ブランドの知的財産を保有する企業だ。
今回の買収が完了すれば、同社はMINTの子会社となる。

MINTは今回の投資について、店舗運営だけでなくブランドIPそのものを取得することで、米州以外の地域におけるロイヤリティー収入やフランチャイズ収入を拡大する狙いがあるとしている。

◆2019年のタイ事業から世界へ

MINTによるBonchon事業への本格参入は2019年にさかのぼる。

当時、MINTは約20億バーツを投じてChicken Time Co., Ltd.の株式100%を取得。
タイ国内で展開していたBonchon約40店舗の運営権を取得した。

その後、同ブランドの展開を拡大し、現在では米州を除く世界各地でフランチャイズ事業を展開するまでに成長した。

Bonchonは現在、世界8~9カ国で約500店舗を展開。アジアや欧州などに進出しており、タイ、フィリピン、米国などが主要市場となっている。

タイではMINT傘下のMinor Foodがブランドを運営しており、現在約122店舗を展開している。

今回の買収によってMINTは、Bonchonの店舗運営に加えて、米州を除く地域のブランドIPを直接保有することになる。フランチャイズ展開をさらに加速させ、安定したロイヤルティー収入の拡大につなげられるかが今後の焦点となる。

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