タイ政府、配車アプリ「Bolt」に事業停止警告! 女学生転落事件で厳しい批判。苦情の3割がBolt。

タイ政府が配車サービス大手「Bolt(ボルト)」に対し、安全対策の抜本的改善を求める強い警告を発した。

発端は、深夜にバイク配車を利用した17歳の女子学生が、運転手の危険行為に恐怖を感じて走行中の車両から飛び降り、負傷した事件だ。

事件は4月23日未明、バンコク・ノンケーム地区で発生した。
女子学生はラマ2世通り周辺から自宅までBoltのバイクを予約したが、迎えに来た運転手は他人名義、実際には父親のアカウントを使用していたとされる。

走行中、運転手はガソリンスタンドでクラトム飲料を購入・摂取していた。
その後、目的地を通過しても停止せず、女子学生が不安を感じてスマートフォンで撮影を始めると、端末を奪おうとしたという。
女子学生は身の危険を感じ、ペカセム通りの交差点付近でバイクから飛び降り、頭部を負傷してしまった。

警察は後に運転手を特定。
本人は「目的地設定ミス」と説明したものの、クラトムや大麻を使用していたことを認め、不法監禁など複数の容疑で捜査を受けている。

この事件を受け、タイ・デジタル経済社会省は4月29日、「本来起きるべきではない重大事案」としてBoltを厳しく批判した。
安全基準を満たさない場合、サービス停止やプラットフォーム遮断も含めた法的措置を検討すると表明した。

電子取引開発機構(ETDA)は、以下を含む改善策を要求している。
・顔認証などによる本人確認強化

・アカウント共有防止

・正規ライセンス車両・運転手のみの運用

・薬物・飲酒違反者の即時排除

これらは、90日以内に改善が確認できなければ、営業禁止措置の可能性もある。

さらに陸運局によると、配車サービス関連の苦情約6,700件のうち、2,000件以上がBolt関連だという。
営業認可は5月末に更新期限を迎えるが、改善が不十分なら更新は困難との見方が強まっている。

Boltタイ法人は問題ドライバーのアカウント停止と被害者への謝罪を発表し、これまでに4万人超の規則違反ドライバーを排除したと説明する。
ただし、同社は「運転手を直接雇用する企業ではなく仲介プラットフォーム」との立場を維持している。

そのような無責任な企業なら、業務停止にならなくとも自然と淘汰されるでしょう。
最後の捨て文句は、会社の看板を背負って営業活動をしていても問題が起きたらしりませんという企業だということで良いということですね。

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