タイ、幻の路線バス99台、差し押さえから10年。今もレムチャバン港に放置。

SNSの投稿されたGoogle Earthの航空写真では、2016年末に輸入されたSunlong製の青色バス99台が、現在も港湾エリアに並んでいる様子が確認できる。
最新の2025年12月21日撮影の画像でも、車両は依然として同じ場所に放置されており、問題となっている。

虚偽申告で差し押さえ

問題のバスは、当初バンコク大量輸送公社(BMTA)での運行を予定し輸入された。
しかし、関税局が「原産地の虚偽申告」による免税措置の不正利用の疑いがあるとして告発。
証拠品として差し押さえられ、レムチャバン港で保管されることとなった。

その結果、これら99台は一度も実際に運行されることなく、現在に至っている。

投稿者によれば、車両は長年にわたり海風や雨にさらされており、外装・内装ともに著しく劣化しているのが分かるという。
「仮に今になって引き取ったとしても、修理費用は見合わないだろう」と惜しむ声も上がっている。

なお、後続ロットとして輸入された390台については、輸入業者が関税を支払ったため港から搬出され、使用が可能となった。

約10年にわたり港に留め置かれている99台のバスは、タイの公共交通政策や輸入手続きの問題を象徴する存在となっている。
今後の処分や対応について、関係当局の動きが注目される。

責任はだれに?!

関連記事

最新記事

月間人気記事TOP10

ページ上部へ戻る