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バンコクのビアホール火災、死者30人に。「出口は塞がれスプリンクラーもなかった」
- 2026/7/14
- 事故・火災(タイローカル)

バンコク・ラートプラオの飲食店「ロンビア・ナ・ラープラオ」で7月12日深夜に発生した大規模火災で、チャトゥチャック区役所は14日午前9時時点の被害状況を公表し、死者は30人に増えたことを明らかにした。
27人の身元はすでに確認されており、残る3人については身元確認が続けられている。
今回の火災では重傷者のうち2人が新たに死亡し、負傷者は計76人となった。
内訳は重傷25人、中等傷15人、軽傷36人で、軽傷者は全員が帰宅している。

一方、火災から生還したバンド「トサカン(ทศกัณฐ์)」のボーカル、アイスさんは現地メディアの取材に対し、店内の安全対策に重大な問題があったと証言した。
アイスさんによると、演奏中に電気系統の異常音が聞こえた直後に停電が発生。
当初は一時的な停電だと思っていたが、その後、プラスチックや吸音材が燃える臭いが漂い始め、配電盤付近から大量の煙が発生したという。
その後わずか数分で炎が店内全体へ広がり、視界を失うほどの濃煙で呼吸も困難になったと話す。
恋人を救おうと店内へ戻ろうとしたものの、煙があまりにも濃く奥まで進めず、自身も避難を余儀なくされた。
店外で意識を失っていた恋人に心肺蘇生を施したが、命を救うことはできなかった。
さらに、トイレ近くの裏口には商品販売用のテーブルなどが置かれ、避難経路が狭くなっていたほか、「従業員・関係者専用」と表示されていたため、来店客が非常口として利用できるか判断できなかったと説明する。
火災発生時には避難誘導や館内放送もなく、店内にはスプリンクラー設備も確認できなかったとしている。
チャトゥチャック区役所は関係機関と連携し、被災者への支援を続けるとともに、火災原因や避難経路、防火設備、安全管理体制について関係当局が詳しい調査を進めている。

2022年8月に26名の死亡者をだした「マウンテンB」の大火災でも、非常口が塞がれていたということが問題になっていましたが、全く教訓は生かされていなかったようです。
というか、無許可営業のパブがそこら中にあるので、規律もへったくれもないのでしょうが。
今の日本なら、「こんな場所に行く方が悪い」とネットで叩かれそうですが、タイはお国柄でしょうか、こういった場所に行くこと自体を咎める人は非常に少ない。(一部タレントさんで諭している方を見かけましたが)






































