タイ不動産開発SansiriとAP Thailand、Fortune東南アジア500に3年連続選出。業界不振も存在感。

タイの大手不動産デベロッパーであるサンシリ(Sansiri)APタイランドが、「Fortune Southeast Asia 500」に3年連続で選出された。
住宅市場の低迷や住宅ローン金利の上昇、消費者の購買意欲の減退が続く厳しい事業環境の中でも、安定した業績と競争力を維持していることが評価された。

東南アジア7カ国の売上高上位500社を対象とする同ランキングは、企業規模や収益力、地域での競争力を示す指標として注目されている。

サンシリは東南アジア全体で269位、タイ企業では47位にランクイン。
2025年の売上高は約343億9,500万バーツ、純利益は約45億1,300万バーツを記録し、コスト管理や利益率の維持が好業績につながった。
同社は42年以上で530件超の住宅プロジェクトを開発し、50万世帯以上へ住宅を供給。
2026年には総額510億バーツ規模となる33件の新規プロジェクトを計画している。

一方、APタイランドはタイの不動産企業として最上位にランクイン。
「AP CODE – The Code of Living Quality」を掲げ、設計や立地、施工品質、アフターサービスを重視した住宅開発を推進。現在は戸建てやタウンハウス、コンドミニアムなど200件以上のプロジェクトを展開している。

タイの住宅市場では、資金調達コストの上昇や慎重な住宅購入姿勢を背景に競争が激化しているが、両社は利益率やブランド力、長期的な企業価値を維持する戦略で地域市場でも高い評価を獲得した。

今回の3年連続ランクインは、タイの大手不動産企業が国内市場にとどまらず、東南アジア全体でも競争力を持つ企業として存在感を示していることを裏付ける結果となった。

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