誤って荷物を持ち去ったタイ人に怒りのキック!でも本当に泥棒だったらどうすべき?

photo by The Nation Thqailand

ウボンラチャターニー県のスーパーマーケットでこんな事件がありました。

12月26日、26歳の女性は、54歳のノルウェー人が所有するカートを自分が購入したものと誤って運び去ってしまいました。
ノルウェー人の男性は、自分の持ち物を盗まれていると思い、後ろから蹴りをいれました。

彼女はこのカートが、数分前に去った彼女の母親のものであると思ったと言います。

女性は間違いを謝罪しようとしたが、男性は彼女を数回蹴ったそうです。
彼はさらに彼女を追いかけてきたので、彼女は自分の車に戻ることに決めました。

男性が去ったとき、彼女は彼の車のナンバープレートの写真を撮影することができました。

ノルウェー人の男性は、後にワリンチャムラーブの警察署に召喚され事情聴取されました。
彼は、彼女が彼の持ち物を盗んでいると思ったのだと。

結局ノルウェー人男性は、500バーツの罰金と女性の医療費のお金を支払いました。
彼女はその後、彼に対してそれ以上の法的措置をとらないことを約束したそうです。

この事件、確かに女性に暴行するのはよくないですが、実際に彼女が泥棒だった場合、どうすればよかったのでしょうか。
本当に泥棒だった場合、ナイフやタイの場合拳銃など出てくる可能性もありますし、そもそもこの女性が勘違いであったにせよ、人の所持品を持ち去ったことに原因があるのに法的措置をとるとかとらないとか、何か釈然としないものがあります。
まあ、ようするにタイで事件に巻き込まれたら、先ず外国人は勝ち目がないので、そうならないようカートをしっかり自分の手から離さないことが肝要ですね。
どちらが間違っている、正しいだけでは測れない、それが外国に住むということでもあります。

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