ワットポーで、日本人も被害にあっていた連続スリ犯をご用。明らかとなったスリの手口とは?

8月31日、警察は複数回にわたり観光客から窃盗を行ったカンボジア人の男を逮捕しました。
この男は60歳のチア・ウィラット容疑者で、ワット・ポー内で逮捕されています。

ウィラット容疑者は無許可でタイに滞在しており、逮捕時に押収された証拠品には、黒いリュックサック、白いキャップ、黒いジャケット、アルミホイルと透明なテープ1枚でした。

これまでもワット・ポーで外国人観光客が頻繁に窃盗被害に遭っていることが報告されており、最近でも8月12日、日本人観光客が携帯電話を盗まれています。

監視カメラの映像から、黒いバッグを前に掛け、黒い長袖シャツを片手に持って、犯行を隠そうとしていたことがわかりました。

その後8月25日、警察は再びワット・ポー内の涅槃仏(ねはんぶつ)の前で、容疑者に似た男を発見しました。
警察が身分証明書の提示を求めましたが、ウィラット容疑者はパスポートを持っていませんでした。
取り調べの結果、彼は自分が外国人であり、タイ語を話し、読み書きできることを認めています。
また、彼はサケーオ県アランヤプラテート郡の国境から、定期的にタイに出入りしていると述べていました。

8月29日、警察はウィラット容疑者が監視カメラに映っていた窃盗犯と同一人物であることを確認しました。
ウィラット容疑者も、自分が犯行に関与したことを認めています。

現在、さらなる取り調べを受けているとのことです。

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