タイ人みんな大好き「味の素」。タイの超高齢化社会をにらみ、健康・ウェルネス分野に注力。

タイ人みんな大好き「味の素」は、健康志向のASEAN消費者、特にタイの高齢者層の需要の高まりに応え、健康・ウェルネス分野に注力しています。

味の素は、飽和し衰退しつつある日本の市場とは対照的に、潜在的な成長市場としてASEANをターゲットにしているとメディア戦略部長の鳥垣淳子氏は語ります。

 

同社の戦略には、製品の減塩、アミノ酸サプリメントの導入、11月の米国遺伝子治療会社CDMO買収後の遺伝子治療などのヘルスケア技術への注力などが含まれています。

味の素は、1954年から事業を展開しているタイ市場が、同社の新たな健康戦略にとって極めて重要な市場になると主張しています。

同社は、タイの粉末調味料市場で94%のシェアを占めており、その市場規模は年間約40億バーツに上ります。
また、市場の小規模レストラン部門は5%以上成長しています。

2022年にアミノ酸サプリメント「アミノバイタル」を発売した後、同社は2030年までにタイで10の新製品を発売し、健康への注力を拡大することを目指しています。
新製品は、筋力の向上、免疫システムのサポート、睡眠の改善に対する需要を満たすことに重点を置いています。
コレラの商品は、特にタイの400万人以上の高齢者が対象となっています。

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