サムットプラカーンはヤンキーの街? ナイトクラブでは連日若者による大乱闘が発生するも警察は無反応

12月2日土曜夜、サムットプラカーン県パクナム地区の娯楽施設で、若者10人以上による大乱闘が発生し、9人が負傷しました。

事件は午前0時30分ごろ、サムットプラカーン県プレークサー通り沿いにあるナイトクラブ「ザ・ムーン」付近で発生しました。

バンプー警察の報告書によりますと、2つの若者グループがクラブ内で喧嘩によって、端を発したとされています。
その後、警備員が介入し、他の客の迷惑にならないよう両グループに退場するよう求めました。
しかし、両グループは応じず、会場裏の駐車場で抗争を続けました。

乱闘には10人以上が参加し、刃物も使用されていました。
この抗争で9人が負傷し、1人が重傷を負っています。
ナイトクラブのスタッフも乱闘に巻き込まれ、ナイフによる切り傷を負いました。

警察は乱闘に関与した一部の人物を拘束しましたが、すぐには身元が特定されず、尋問のためバンプー警察署に連行されました。
拘束された容疑者は全員20歳から25歳のタイ人男性であることが判明しています。

またナイトクラブからの情報によりますと、同様の事件が過去3カ月間、ほぼ毎日のように頻繁に起きていたことが指摘されています。
それにもかかわらず、関連当局は、予防措置や検査は行ってくれなかったとナイトクラブ側は主張しています。

バンプー警察は現在この事件を捜査しており、関係者に対して法的措置を取ることを検討しています。

事件が起きて大騒ぎになったら、その時だけ多少対応するというのが習わしなんですかね。

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