高級ホテルのプールで感電し、身動きが取れないまま必至の思いで脱出。ホテル側が提示した補償額「How Much?」

楽しいはずの家族旅行が、一変しました。

チョンブリー県サッタヒープ地区にある高級ホテルのジャグジーで、夫婦と息子が感電するという被害に合いました。
その時、タイ人女性は妊娠中で、胎児への影響を懸念しています。

これに対し、ホテル側はわずか10万バーツの賠償金しか提示しなかったため、タイの有名弁護士ロンナロンさんに助けを求めました。
被害にあったタイ人女性モンタカンさんは、彼女と家族が死にそうになったため、この程度の補償は不公平であると主張しています。
現在は、プール関連の活動に参加することを恐れていると述べています。

彼女の家族は、今年8月20日から23日までの3日間、この高級ホテルに滞在したと語ります。
滞在費は 1 泊 3,364 バーツで、料金は妥当だったと話します。

モンタカンさんは、滞在最終日に衝撃的な出来事が起こるまでは幸せでした。
彼女のアメリカ人の夫、3歳の息子、そして彼女自身はホテルの屋上のジャグジーを楽しんでいました。
プールに入って20分後、全員が全身にしびれを感じ、足や腕を動かすのが困難になったと言います。

彼らは必至の思いで、プールから脱出し、ホテルのスタッフに助けを求めました。
ホテルのスタッフが彼らを病院に連れて行き、彼らはさらなる検査のために入院しました。

モンタカンさんは、ホテル側に補償について問い合わせたところ、ホテル側は医療費を最大10万バーツまでは負担すると答えたと説明します。
しかし医療費の証拠として領収書の提出が必要になると付け加えています。

モンタカンさんと夫はこれは不公平だと感じ、ホテルはこの問題を真剣に受け止めなかったと感じています。

タイは人が事故で死んでも、10万バーツくらいしか葬式代でませんので(出ない場合も多い)、ホテル側としてはやってやってるくらいに思っていることでしょう。
そうかと思えば、ある日系企業のお偉方さんの、明らかにイチャモンと思えるようなクレームに20万バーツ支払ったりするホテルもあります。

結局、ごね得的なところもあるので、こういうのは一般の方が遭遇したら、精神的に辛いかと思います。

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