ウドンタニ―とバンコクのコールセンター詐欺集団アジトを強制捜査。ポルシェなど9千万バーツ相当を押収。

サイバー犯罪捜査局(CCIB)とマネーロンダリング対策局(AMLO)の職員は7月20日、タイ東北地方ウドーンターニー県6か所とバンコクの1か所を一斉捜索し、コールセンター詐欺集団と関係があるとみられる約9,000万バーツ相当の資産を押収しました。

サイバー犯罪捜査局によりますと、農産物貿易会社ウドン・タイの市内にある6つの標的のうちの1つを強制捜査したところ、約700万バーツ相当のポルシェ・カイエンSUV1台、約43万9,000バーツ相当のオートバイ「ランブレッタX300」、ロレックス・サブマリーナーと豪華なフランク・ミュラー・ヨットの腕時計、数点のブランド名のハンドバッグ、さらに土地権利証書が発見されました。

警察は、この事件について被害者約166人から苦情を受けており、被害者らはコールセンターに騙されて運送会社への投資をさせられ、投資から何の利益も受け取っていないと主張していたと説明しています。

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