汚職・恐喝事件続々! 75歳のおばあさんを恐喝した物品税局を名乗る5人は現職職員だった!

2月13日、バンコクで年配の女性店主がきりもりする食料品店から5,500バーツを恐喝したとされる5人の男性が、タイの物品税局の現役職員であることが確認されました。
容疑者らは、店主に対して偽タバコの密輸品の所持を取り下げることと引き換えに、金品を要求したとされています。

この話題の事件は、バンコクのサイマイ地区にある小さな小売店で発生しました。
被害者のスナポーン夫人 (75 歳) は、物品税担当官を自称する5人の男性が恐喝に訪れ、彼女に2万バーツを要求してきたため、警察に相談しました。

容疑者らは令状なしで彼女の店に立ち入り、敷地内で偽造たばこを見つけたと主張しました。
しかし、タバコは彼女が所持していたものではなかったと当局は疑いを持っています。

報道によりますと、店内の監視カメラは5人の男性が令状を持っていなかったにも関わらず、長い間敷地内を捜索しているのを捉えていました。
その後、男たちは女性をバンに押し込み、彼女から2万バーツを強要しようとしました。
女性店主は恐怖から、容疑者に5,500バーツを支払うことに同意してしまいました。

容疑者は彼女を店の前で降ろし、車で立ち去りました。

スナポーン夫人は後に警察に提訴を申し立て、この話はタイの報道で急速に広まりました。
最新の報告では、5人の男性は現役の物品税職員であることが確認されています。
容疑者はすぐに召喚され、恐喝の容疑を認め、食料品店によって身元が特定されています。

有罪判決が下された場合、容疑者は職を解任され、厳しい法律の下、罪に服するだろうと報じられています。

これまで当たり前のように慣習化されてきた汚職が、SNSと監視カメラの発展により次々明るみに出てきました。
これからは勇気をもって、正義の下、告発すべき時代なのかもしれません。

 

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