見捨てられた都会のオアシス「パトゥムワナヌラック公園」を知っていますか?

「パトゥムワナヌラック公園」
バンコクの一等地にありながら、この公園の名前を知っている人は、どれほどいることだろう。

この公園は、誰もが知っているセントラルワールドの真横にありながら、永らく世間から見捨てられた公園となっていました。

かつては1,000世帯以上からなる「ロンポーン」と呼ばれるコミュニティが存在していました。

しかし、それは公有地にありました。
それを公共の公園に開発しようとする試みは、公有地を収用する裁判所命令にまで発展しました。

その後、全ての世帯が補償金を受け取り、引っ越しています。
ある2世帯を除いては!

家の所有者は、30年以上そこに住んでいたと話します。

「パトゥムワナヌラック公園」は、2018年12月に完成していました。
しかしこの2世帯のため、一般公開できませんでした

40ライまたは6.4 ヘクタールの面積を持ち、セントラル ワールドの隣という一等地中の一等地にこの公園はしっかり存在しています。
しかし、この公園の名前を知っている人は、タイ人でも少ないでしょう。

それがどういった経緯か不明ですが、突然この2世帯の住宅が粉々にされていたというのです。

この人たちにも生活はある。
しかしながら、そもそも公共の土地を占拠しておきながら、補償金ももらえるのにでていかないというのは、いささか社会のルールから逸脱しすぎていたかと思います。

さて晴れてこの2世帯が取り壊され、「パトゥムワナヌラック公園」が世の中へお披露目といきますでしょうか。

ちなみにこの奥(セントラルワールドやサイアム駅の裏側)にも、時代から取り残されたような、古代の(ような)アパート・マンション群があるのです!
お時間がある方は、探検してみてください。

 

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