化学の知識を活用し製造していたのは、合成麻薬エクスタシー!

化学は我々に豊かな生活を与えてくれました。
また同時に原子爆弾のような不幸も与えてくれます。
よく言われることですが、化学はそれを利用する者によって人々にもたらす効果は大きく異なると。

合成麻薬エクスタシーを製造した疑いのある化学技術者が、ノンタブリーのバンクルアイ地区にある自宅で逮捕されました。

6月5日、パティウェット容疑者 (42 歳) は、集合団地3階にある自分の部屋で逮捕されました。
エクスタシーの製造に使用された機器、合成前物質、デジタルスケール、エクスタシーの錠剤2万個、メタンフェタミン50グラムを押収しました。

バンコクの娯楽施設の常連客に合成麻薬エクスタシーを販売していた麻薬組織に対する、捜査の延長線上から判明し逮捕と至りました。

警察は2日前に顧客に麻薬を届けようとしていたプラヨーン容疑者を逮捕しました。
容疑者の尋問中、パティウェット容疑者の関与を自供させたと警官は説明します。

パティウェット容疑者は、当初尋問中に矛盾した発言をしていました。
しかし彼は、かつて大学院で学んだ化学工学の分野の知識を利用して合成麻薬エクスタシーを製造していたことを認めました。

容疑者は、麻薬を製造するための化学物質をオンラインで購入したと主張していたが、一部はタイ国内で取引が禁止されているものであり輸入の必要があったため、その言葉に捜査官は確信をえられなかったと言います。

当局は、さらにこの麻薬取り引きに関与している容疑者を見つけるため、調査を拡大しています。

彼にとっての化学は、「知ってはいけないおもちゃ」に過ぎないのかもしれません。

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