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タイ公衆衛生省、6月に警戒すべき「5大感染症」発表! 君は生き延びることができるか?
- 2025/6/7
- 疾病(Covid-19等)

タイ公衆衛生省は、タイで6月に特に注意すべき5つの主要な感染症について警告を発しました。
6月5日、国内の感染症の状況に対応するため、国家感染症対策委員会の会議を開催しました。
委員会は、6月に特に注目すべき5つの重要な感染症を以下のとおり報告しました。
1. 新型コロナウイルス感染症(Covid-19)
2025年には33万485人の感染が確認されており、死亡者数は73人で、高齢者や基礎疾患のある人が大半を占めています。
2. インフルエンザ
2025年には34万6,956件の症例が報告され、47人が死亡しています。
こちらも、死亡者の多くは高齢者または持病を持つ人です。
Covid-19およびインフルエンザに関して、政府は国民に対し、予防接種、混雑した場所でのマスク着用、衛生習慣の徹底など、免疫力を高める健康指針の遵守を推奨しています。
3. 狂犬病
2025年にはチョンブリー県、シーサケート県、チャチュンサーオ県、ターク県、ナコンラチャシーマー県で5人の死亡例が確認されました。
狂犬病のリスクが高い地域「赤色ゾーン」としては、ターク、ナコンナヨック、ラヨーン、チャチュンサーオ、チョンブリーが指定されています。
4. 梅毒
2025年には12,862件の梅毒症例が報告され、2歳未満の先天性梅毒が582件、死亡例が2件ありました。
患者の多くは25歳未満の若年母親で、妊婦健診の受診が遅れたか、受診しなかったことが背景にあるとされています。
5. 炭疽(たんそ)
ムックダハーン県で5件の症例が報告され、そのうち1人が死亡しています。
いずれも生肉の定期的な摂取歴がある患者でした。
さらに、サケーオ県でも生肉を摂取する習慣のある個人の感染が確認されました。
保健省は、以下のような感染症予防策の徹底を国民に呼びかけています:
・病気や死亡した家畜との接触を避ける
・動物との接触後は手洗いをする
・安全が確認された肉製品のみを使用する
・必ず加熱調理された食品を摂取する
・異常な症状がある場合はすぐに医療機関を受診する