タイの寺院から41体もの遺体発見! 遺体を使った霊視訓練など、仏教局もビックリの怪奇寺!

たたけば埃ばかりがでてくるのは、今のタイ政治を象徴しているかのようですが、こちらは埃ではなく死体でした。

11月23日、タイのピチット県にある「ナコンチャイヤボウォン寺院」に、41体もの遺体が保管されていることが発覚し、大きな波紋を呼んでいます。これは「霊視訓練」の一環として利用されていたとされ、当局が事実関係の調査を進めています。

事件の概要

ピチット県警察は、問題の遺体が正当な方法で埋葬されたものかどうか、また死亡原因が自然死か事件性のあるものなのか、詳細に調査するよう指示が出されています。
遺体の身元確認も進められており、死亡証明書などの書類が揃っているかどうかも確認が必要とされています。

また、地元の仏教局(宗教庁)も調査に乗り出し、僧院が行っている怪しい儀式「遺体を用いた瞑想や霊視訓練」が仏教の教えに沿ったものかを確認する予定です。

仏教局長の見解

ピチット県仏教局のコム局長は、問題の僧院を訪問調査した際、遺体を用いた「霊視訓練」の存在に驚きを隠せなかったと述べています。
局長が、僧院の責任者であるサーイフォン・パナティットー僧侶に対し、遺体が他にあるかを尋ねたところ「もう無い」と回答されましたが、後に41体もの遺体が確認されたため、言動に矛盾があると指摘しています。

局長は、この「遺体を用いた瞑想」や「霊視能力(天眼通)」の訓練が、仏教の教えや規範に反する「誇大な主張」に該当するかを判断するため、ピチット県の仏教界の管理機関に相談する方針を示しています。

警察と仏教局は引き続き、僧院の活動が法的および宗教的に正当であるかを調査するとともに、遺体の由来や管理体制についても厳格に確認する方針です。

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