フォーブス誌が述べる、世界で3番目に裕福なトランスジェンダーであり、ミス・ユニバースのオーナー企業が多額の負債で青息吐息。

ミス・ユニバース組織の現オーナー、アン=ジャカポン・ジャクラジュタティップ氏が所有する大手エンターテインメント会社、JKNグローバル・グループが経営難に陥り、9月1日に期限を迎える6億900万バーツの株融資を返済できていないことで話題になっています。

この状況は、JKNの株価の大幅な下落を招き、JKNの取締役であるアン・ジャカポン氏とその妹のピムマ・ジャクラジュタティプ氏は、1億株(1億2,860万バーツ相当)を売却することにまで至りました。

アン・ジャカポン氏は、JKN株の売却は株価が2日間で50%以上急落したことによる強制売却によるものだと説明しています。
ただし、合計 7,700 万株の JKN 株式の追加譲渡も行われたため、現在、彼女は総株式の 38% に相当する合計 3 億 9,228 万 7,682 株を保有し、筆頭株主であり続けています。

フォーブス誌によると、アンは世界で3番目に裕福なトランスジェンダーで、2020年の純資産は2億1000万ドルでした。
彼女は2022年にミス・ユニバース組織を2,000万ドルで買収し、国際的に話題になりました。

9月6日時点で入手可能な最新情報によると、JKNの負債残高は32億1,200万バーツとなっています。
債券と貿易債権者を含めたJKNの負債総額は、53億200万バーツにも達しています。

JKNは、債券デフォルトに関連する問題に直面している企業の1つとなっています。
タイ債券市場協会(ThaiBMA)によりますと、2023年8月31日現在、デフォルトとなった債券シリーズは計23件あり、その額は190億3,900万バーツを超えています。
これらの企業の中には、一見評判が良く、「強力な」ビジネスイメージを持っている企業もあり、投資家は見かけに「騙される」可能性があると警告しています。

虚栄を張り続けたあげく、中はボロボロ…だったのでしょうか。

「ミスユニバース」を買収したタイ企業が早速改変。トランスジェンダーも応募可に!

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