タイからファミリーマートが消滅する!「トップスデイリー」へ、リ・ブランディング化の方向へ。

どうりで最近見かけないと思っていました。

セントラル・リテール・コーポレーション(CRC)は、2022年8月から段階的にブランド転換を始めたコンビニエンスストア「ファミリーマート」を、年内に「トップスデイリー」に全面リブランディングする予定との内容を発表しました。

セントラル・フード・リテール社によりますと、タイにおけるファミリーマートのフランチャイズ権は今年末に期限切れになるといいます。

現在のトレンド的には、面積150平方メートルの典型的な小型コンビニエンスストアを大型店舗に置き換え、駐車スペースや飲食エリアなど、消費者に幅広いサービスを提供するという流れがあります。
このコンセプトは、過去10年間に大規模店舗への投資に移行したセブンイレブンのスタイルに似ていると同社は語ります。

業界の専門家らは、セントラルリテールが「ファミリーマート」を「トップスデイリー」にブランド変更したという決定は、トップスデイリーブランドが依然として市場で力を持ち、顧客から支持をえているとみています。

セントラル リテールは以前、Tops Market、Tops Daily、Tops Online などの個別の事業体ではなく、統一されたビジネス モデルに基づいて Tops のブランドを「Tops」に変更していました。

一方、ファミリーマートは4年連続の赤字の後、昨年黒字に転換しました。

2018年の収益は、178億8000万バーツで、3億6020万バーツの損失。
2019年の収益は、167億5000万バーツで、1億8250万バーツの損失。
2020年の収益は、118億8000万バーツに減少し、損失は2億8140万バーツに急増しました。
2021年の収益は、さらに減少して74億8000万バーツとなり、損失は前年比ほぼ4倍の10億5000万バーツとなりました。

しかし2022年の収益は、78億5,000万バーツとなり、2,980万バーツの利益を計上しています。

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