タイでパラインフルエンザ流行拡大中。5歳未満の子どもで感染急増、検査陽性率68.7%。

タイでパラインフルエンザウイルスの流行が拡大しており、特に5歳未満の乳幼児を中心に感染者と重症患者が急増している。

タイ疾病管理局の疫学監視データによると、2026年第13〜14週(3月22日〜4月4日)に実施された「Flu-RightSize」調査で、無作為抽出した268検体のうち68.7%から呼吸器系ウイルスが検出され、その中でもパラインフルエンザ1〜4型が最多を占めた。

さらに、入院が必要な重症急性呼吸器感染症(SARI)患者のうち、5歳未満の子どもが全体の70.6%を占め、最も深刻な影響を受けていることが判明。
主な原因はパラインフルエンザウイルスとライノウイルスとされている。

パラインフルエンザは咳、鼻水、喉の痛み、微熱など風邪に似た症状が一般的で、多くは自然回復するが、乳幼児や高齢者、基礎疾患を持つ人では気管支炎や肺炎など重い合併症を引き起こすリスクがあるという。

当局は、子どもの手洗い徹底、人混みを避ける、症状が出た場合の早期受診など基本的な感染対策を強化するよう保護者に呼びかけている。
季節の変わり目で呼吸器疾患が増える中、当局は引き続き感染状況を注視し、幼児を持つ家庭に強い警戒を促している。

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