セフォラ、タイで売上高が5年間で約4倍に!チェンマイに新店舗、2027年にはパタヤにも進出!

世界的な化粧品小売チェーン「セフォラ(Sephora)」が、タイ市場で好調な業績を維持している。
2021年から2025年までの5年間で売上高は約3.9倍に拡大し、2024年には赤字から黒字へ転換。
今後は地方都市への出店を強化し、2026年10月末にチェンマイ、2027年にはパタヤに新店舗を開設する計画だ。

セフォラのタイ事業は2026年も成長を続けており、1~9月の売上高は当初の予想を上回った。
現在はバンコクに12店舗、プーケットに1店舗の計13店舗を展開している。

同社の業績を見ると、2021年の売上高は8億2,600万バーツで、2億5,800万バーツの純損失を計上していた。
しかしその後は売上高が拡大し、2024年には1億2,700万バーツの純利益を確保。2025年には売上高32億1,000万バーツ、純利益1億4,300万バーツに達した。

成長を支えているのが、タイ人消費者のニーズに合わせた商品戦略だ。
主要顧客層は25~35歳で、同社は商品の種類やカラー展開、販売方法などをタイ市場向けに調整している。

例えば、高温多湿のタイでは化粧崩れを防ぐセッティングスプレーの人気が高まっており、同社はSNSを活用した販売促進や、フィットネス大会「HYROX」の参加選手による商品体験などを通じて需要を開拓している。

また、韓国の美容小売大手「オリーブヤング」との協業による韓国コスメの取り扱いも強化。
ニキビや肌のくすみなど、消費者の悩みに合わせて商品を選べる売り場づくりを進めている。

セフォラは今後の成長に向け、300以上のブランドを取りそろえる商品戦略、肌分析技術を活用した美容サービス、実店舗とオンラインの連携、従業員による接客サービスの充実という4つの戦略を推進する。

こうした取り組みに加え、地方主要都市への出店も本格化させる。
2026年10月末にはチェンマイ県のセントラル系ショッピングモールに新店舗をオープンし、2027年には人気観光地パタヤのショッピングモールにも出店する予定だ。

セフォラは、タイ人の美容需要に加えて外国人観光客による購買も期待できる地方都市への進出を通じ、さらなる売上拡大を目指している。

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