事件の背後に中国人の影。タイで「Spell」投資詐欺の男逮捕。月2億バーツ超の被害とも。

タイ高速道路警察は10月7日、オンラインプラットフォーム「Spell」を利用した投資詐欺グループのメンバーとされるタイ人の男(33)を、ナコンラチャシーマー県ダンクントット郡で逮捕した。

警察によると、男は2021年ごろ、サケーオ県に隣接する近隣国側の国境地域に渡り、詐欺グループの「アドミン」として活動していた。
偽のLINEやFacebookアカウントを使ってタイ国内の被害者に接触し、信用させたうえで「Spell」への入金や投資を勧めていたという。

男は取り調べに対し、中国人が詐欺の計画や指示を行っていたと供述している。
約6カ月間で自身が関与した被害額は1,200万バーツ以上に上り、グループ全体では30~40人のアドミンが活動し、月2億バーツ以上をだまし取っていたと主張している。

「Spell」はオンラインショッピングアプリを装い、事前に資金を入金すれば商品の値下げやボーナスなどの利益を得られるとうたっていた。
しかしその後、被害相談が相次ぎ、プラットフォームや連絡手段が利用できなくなっていた。

同プラットフォームをめぐっては、タイの人気女優エスター・スプリリーラーも2022年1月に被害を警察へ届け出ていた。
捜査当局は国際犯罪組織との関連もあるとして、今回逮捕した男をバーンケーオ警察署に引き渡し、他の関係者や指示役の行方を追っている。

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