タイのサイアム・モーターズ、ヤマハ音楽教室に続き英国名門校を開校! 年間授業料は最大106万バーツ。

タイの大手企業グループ「サイアム・モーターズ」を経営するポーンプラパー一族が、16億バーツ以上を投じてチョンブリー県に建設した「ハイゲート・インターナショナルスクール・タイランド(Highgate International School Thailand)」が、2026年8月に正式開校した。

同校は、英国で460年以上の歴史を持つ名門「Highgate School」にとって、英国国外で初めてのキャンパスとなる。

サイアム・モーターズ・グループは、約60年前に開設した音楽学校を起源とする「ヤマハ音楽教室」を通じて教育事業を展開してきた。
今回のインターナショナルスクール開校は、その事業をさらに拡大するもので、創業者タウォーン・ポーンプラパー博士の教育理念を継承する取り組みでもある。

学校は、同グループが運営するゴルフ場「サイアム・カントリークラブ」の近くに位置し、敷地面積は約70ライ(約11万2,000平方メートル)。
敷地の約30%を緑地として確保し、近代的な教室や図書館、美術・音楽スタジオ、450席の講堂のほか、オリンピック規格のプールやFIFA規格のサッカー場などを備えている。

年間授業料は59万5,000~106万5,000バーツ。
現在は2~11歳を対象とした就学前教育と初等教育課程を開設しており、開校時の生徒数は約100人。
タイ人と外国人の割合は半数ずつとなっている。

今後は2027年に中等教育課程を開設し、2028年には11歳以上を対象とする寄宿制課程を導入する予定で、最大150人を受け入れる計画だ。
学校理事会会長のタンヤポーン・ポーンプラパー・タンカラワクン氏は、チョンブリー県を選んだ理由について、東部経済回廊(EEC)に進出する外国企業の経営幹部やその家族、タイ人富裕層など、質の高い国際教育を求める家庭が多いことを挙げている。

タイでは少子化が進む一方、インターナショナルスクール市場は拡大を続けている。
カシコン・リサーチセンターによると、2024年の市場規模は800億バーツを超え、前年比13%の成長が見込まれた。
また、タイ人の在籍者数も前年の7万人から7万7,000人へ増加した。

サイアム・モーターズ・グループは、英国名門校の教育ノウハウと自社の教育事業の経験を生かし、拡大するタイの国際教育市場で長期的な事業展開を目指す。

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