タイは代理出産が合法です。でも非認定の違法業者もいますのでご注意を。

サイバー犯罪警察は、違法な代理出産ブローカーらを取り締まりました。

新型コロナのパンデミックにより、代理母が出産した子どもを海外の両親に届けることができなくなってしまいました。

当局は、バンコクとその周辺で違法に国境を越えた代理出産ネットワークに関与する10カ所を襲撃し、3人の代理人と4人のタイ代理母を逮捕しました。

2月5日サイバー犯罪捜査局(CCIB)は、タイ国内で行われた違法な代理出産の詳細を明らかにしました。

違法な代理出産ネットワークは、ソーシャルメディアを使用してタイの代理母を募集し、それぞれ50万バーツ(約175万円)以上を支払っていたといいます。

さらに、このネットワークは清掃会社になりすまして検出を逃れ、長年タイで運営されていました。

ギャングはカンボジアで人工授精を行い、代理母はタイに戻り、出産するまでここにとどまるといった流れで行われていたようです。

通常、代理母はその後、海外の両親に赤ちゃんを引き渡しますが、新型コロナウイルスの流行により、彼らはそうすることができませんでした。

伝えられるところによると、ネットワークに雇われた代理母の1人が生んだわずか4か月の未熟児は、その後、脳出血を含む複数の問題で病院に入院するといったケースもありました。

警察の家宅捜査中に、6か月と8か月の2人の乳児と、彼らの世話をするために雇われた2人のフィリピン人が発見されました。
DNA検査で、彼らの父親が中国人であることが判明しました。

タレス博士は、タイでは医療機器と人員の面が整備されており、違法な代理出産が行われやすい環境にあると述べます。
実際、タイには102の法定代理出産クリニックと400のカップルが代理出産をするために登録されています。

代理出産の資格があるカップルはタイ人でなければなりません。
そのうちの1人がタイ人でない場合、彼らは結婚して3年以上経過している必要があり、代理出産は認定クリニックによって管理されなければならない、と彼は付け加えました。

違法な代理出産に関与する医療施設は、免許の取り消しを含む厳しい刑罰に直面します。
関与していることが判明した医師は、医師免許の取り消しおよび法的措置の両方に直面するだろうと、タレス博士は述べます。

別の違法な代理出産ギャングも昨年タイで逮捕され、タイ人や中国人を含む多くの逮捕者を出しました。
中国人の被告人はいかなる不正行為も否定したが、警察は彼らが国境を越えた代理出産ギャングに関与したとして彼らを起訴するのに十分な証拠があると主張しています。

違法な代理出産は論外ですが、合法的に国を揚げて代理出産を認めているというのにも多少違和感を覚えます。
大麻を合法化して、大麻料理作ったりとか、いくらお金になるからって、人権や麻薬が社会問題になっている背景はどうしていくんですかね~。

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