タイ、DTVビザの審査を厳格化。8月31日から犯罪経歴証明書など追加、第三国からの申請を制限

タイ政府は8月31日から、外国人向けの長期滞在ビザ「Destination Thailand Visa(DTV)」の申請要件を厳格化した。
新たに申請国での永住資格を示す書類と犯罪経歴証明書(Police Clearance Certificate=PCC)などが求められ、第三国に一時滞在してDTVを申請する方法は原則として難しくなる。
タイ外務省領事局も8月28日、DTV申請に必要な追加書類について告知している。

新制度では、DTVを申請する際、申請先となる国・地域での永住資格を証明する書類の提出が必要となる。
例えば在英国タイ大使館は、従来の「現在地を示す書類」に代わり、英国、アイルランド、英国海外領土での永住資格を示す証明書を要求するとしている。

これにより、タイから近隣国へ一時的に出国し、その国でDTVを申請するといった方法は制限されることになる。
申請者は基本的に、国籍を持つ国、または正式な永住資格を持つ国・地域で手続きを行う必要がある

また、DTV申請者には犯罪経歴証明書の提出も義務付けられる。
在英国タイ大使館の案内では、申請日から6カ月以内に発行された証明書が必要とされている。
国・地域によって具体的な提出方法や必要書類が異なる可能性があるため、申請先のタイ大使館・総領事館で最新情報を確認する必要がある。

DTVはデジタルノマドやリモートワーカー、フリーランサーのほか、ムエタイやタイ料理などの文化関連活動、医療目的などを対象としたビザ。
有効期間は5年間で、複数回の入国が可能。1回の入国につき最長180日間滞在できる

今回確認された追加要件はDTV申請に関するもので、通常の観光客が利用するビザ免除(Visa Exemption)や到着時ビザ(Visa on Arrival)、一般的な観光ビザ(TR)に同じ犯罪経歴証明書の新要件が導入されたことを示すものではない。

タイ当局はDTVの申請条件を明確化し、長期滞在制度の適正な運用を図る構えだ。DTVを利用してタイへの長期滞在を予定している外国人にとっては、申請場所や必要書類を事前に確認することがこれまで以上に重要となる。

https://consular.mfa.go.th/th/content/28-8-69-00?cate=5ddbe42115e39c4768007e1d&utm_source=chatgpt.com

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