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タイ、自動車生産世界11位に後退。ピックアップ需要低迷が打撃もEV市場は拡大。
- 2026/7/15
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タイ自動車工業会(TAIA)は、国内自動車産業が需要低迷の影響を受け、タイの世界自動車生産ランキングが10位から11位へ後退したと明らかにした。
一方で、電気自動車(EV)の需要は堅調に伸びており、市場構造の変化が鮮明になっている。
2025年のタイの自動車生産台数は145万台と前年比0.91%減少。
世界全体の生産台数が4%増の9,640万台となる中、中国は3,000万台超を生産し、世界全体の約3分の1を占めた。
タイは依然として年間300万台以上の生産能力を持つASEAN最大の自動車生産拠点だが、現在の工場稼働率は約50%にとどまり、需要の弱さが課題となっている。
特に打撃を受けているのがタイの基幹産業である1トンピックアップトラック市場だ。
国内販売は年間30万台超から約14万台まで落ち込み、2026年に入っても販売減少が続いている。
ピックアップは部品の90%以上を国内調達しており、約2,500社の関連企業を支える重要な車種だけに、業界全体への影響が懸念されている。
さらに、中東情勢の緊迫化やホルムズ海峡を巡る物流への影響により、タイの主要輸出先である中東向け自動車輸出も直近2か月で約20%減少した。
一方で、EV市場は拡大を続けている。最新のバンコク・インターナショナル・モーターショーでは受注台数が13万台を超え、その半数以上をEVが占めた。
タイ自動車工業会は、タイ国内で電動車への需要シフトが加速しているとの見方を示している。







































