タイの貧困原因は「酒・たばこ」。タイの低所得者層のアルコール消費は、高所得者層の6倍!

興味深い調査結果があります。

タイ健康増進財団は、モデルを示すことでタイの貧困解決を目指します。
「ダイヤモンドのハートを持つ人は、1年間で酒代を1億2,100万削減できる。」
低所得者層のアルコール消費量は、高所得者層の6倍という調査結果があります。

タイ健康増進財団(ThaiHealth)のソムサック会長は、タイの家計支出削減のガイドラインを明らかにしました。

「家計の支出を減らすには、酒をやめ、喫煙をやめる。」

2023年のタイの家計債務状況は16兆2000億バーツに達しており、農民と低所得層は憂慮すべき債務状況にあります。

タイ世帯の平均支出の大部分が消費者支出であり、食料、酒、タバコが35.5%を占め、特に低所得世帯では高所得世帯に比べて酒代が6倍高く、収入の21.5%が喫煙に費やされていると言うデータもあります。

そのため、他の必要経費に使える資金が減り、借金が増えることになります。

ソムサック氏はさらに、タイ健康増進財団と基礎教育委員会事務局が調査を行い、2,000の大小コミュニティにおいて、すべての人が健康で貧困のないコミュニティを構築するという目標を設定したと述べています。

「ダイヤモンドハート」プロジェクト、ノンアルコールの生活メリットを生み出すイベント、ギャンブル依存をなくし、コミュニティ菜園など、タイ健康増進財団モデルを拡大することで「支出を削減し、収入を増やす」メカニズムを構築すると意気込みを語っています。

もう一つ忘れていけないのは「薬物」の問題です。
公に書けないのかもしれませんが、「薬物」の蔓延が貧困と密接していることからも目をそらしてはいけません。

関連記事

最新記事

月間人気記事TOP10

ページ上部へ戻る