またまたタイ警察の不祥事発覚! 酔った警官が飲食店で大暴れ。一時左遷後もその後どうなるか心配…。

3月11日、タイ北部のラムパーン県警は、飲食店で泥酔し騒動を起こした警察官に関して報告しています.

事件は3月9日未明、ソーシャルメディア上で「警察官を名乗る酔った男が飲食代を支払わず、口論や暴力沙汰を起こした」との情報が拡散され、問題となっていました。
調査の結果、男はハーンチャット警察署に所属する警察官であることが判明しました。

事件の詳細と処分内容

ラムパーン県警は事実調査のため特別委員会を設置し、3月10日付で警察官クリサダー巡査部長をハーンチャット警察署からラムパーン県警の特別業務センター(ศปก.ภ.จว.ลำปาง)に異動させる命令(命令番号134/2568) を発令しました。

命令の内容は以下の通り

①クリサダー巡査部長を現在の職務から外し、特別業務センターへ異動
②事態が収束するまで異動を維持
③異動に伴う旅費などの支給を停止
④規律と行動監視を強化し、再発防止を徹底

飲食店での騒動と後日の謝罪

事件当日、クリサダー巡査部長ともう1名の警察官が当該飲食店を訪れ、食事と酒を楽しんだ後、支払いを拒否し、威圧的な言動を取ったとされています。
最終的には代金を支払いましたが、その後、他の客と口論になり、乱闘騒ぎに発展。
その様子が映像で拡散され、警察の信用を失墜させる事態となりました。

騒動の後、クリサダー巡査部長は店のオーナーやトラブル相手の若者に謝罪し、示談が成立したため、法的な措置は取られませんでした。

タイ警察庁(RTP)とラムパーン県警は、市民の信頼回復のため、今回の件を厳正に調査し、必要な処分を下す方針を示しました。

処分が下されなかった場合は、市民からの信頼回復はなされないということでよろしいですね。

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