悪夢再び?!「夜間外出禁止令」発令! 国境の街サケーオ県で22時以降の外出が禁止に。

コロナ過を経験している者にとって「夜間外出禁止令」という言葉にはドキッとするものがありますが、カンボジアとの国境の街(といってもバンコクからそれほど遠くありません)の出来事です。

犯罪防止を目的に、サケーオ県では1月22日夜から夜間外出禁止令が出され、15歳未満の子どもが22時以降に住居から出ることを禁止されました。

サケーオ警察が制定した夜間外出禁止令では、15歳未満は大人の監督下でのみ外出できると定められています。
違反者は両親または保護者とともに警察にご招待されます。

サケーオ警察は、夜間の公共の安全を確保するためにパトロールの頻度と範囲を増やすと述べています。
これは、しばしば犯罪の発生につながる未成年者の夜間の集会を防止する狙いがあると言われています。

この外出禁止令は、アランヤプラテート地区の池に地元女性が殺害され遺体が捨てられ、さらにはその夫を警察がスケープゴートに仕立て上げた事件を受けて発令されました。

最終的に真犯人は、13歳から16歳までの5人の十代の若者たちで、主犯格の少年はアランヤプラテート警察署の副署長の息子だったために、身内をかばうタイ警察の性質が示されたという側面も露呈しています。

無残にも殺害された女性のの夫パンヤーさん(54)は、警察から拷問を受け自白を強要されていました。

捜査すべきは、警察内部の方が良いのかもしれませんね。

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