【タイ】ゴミ捨て場で1,200万バーツを発見した女性、持ち主の証言と矛盾「箱は乾いていた」

ゴミ捨て場で発見された現金1,200万バーツ。
捨てた本人を名乗る弁護士が現れましたが、供述に不審な点がぬぐい切れませんでした。

「現金1,200万バーツ廃棄は、ゴミと間違えた?!」持ち主を名乗り出た弁護士に疑惑しか感じない件。

タイ警察は、現金1,200万バーツが入った箱を発見した3人の女性を呼び出し、追加の事情聴取を実施しました。

■ 発見時の状況

発見者によりますと、当日、彼女は病院に入院中の甥を見舞いに行った帰り、甥が空腹を訴えたため、オンラインで食事を注文し、その後ライダーが配達を済ませたタイミングで、ゴミ箱の横に箱が置かれているのを発見したとはなします。

最初は「その捨てられていた箱が欲しかった」ため中を確認したところ、大量の現金が入っていたので驚き、残りの2人に声をかけて動画を撮影し証拠を残した上で、警察に通報することを決意したとのことです。

■ 警察への通報後の心境

「警察に届けたことで気持ちが8割方スッキリしました」と語ります。
メディアから「電話に出ない」と報じられた件については、「仕事が忙しかっただけで、怪しいわけではない」と釈明しています。
「記者に無遠慮な取材をされたこともあって一部拒否したが、警察からの呼び出しにはすべて応じている」とも述べています。

■ 現金の持ち主について

現金の持ち主については、「見たことも話したこともない人」とのこと。
普段から「早朝に出て深夜に帰宅する生活」で、その人物が警察署に名乗り出たと報道されたニュースを見て初めて知ったそうです。

■ 箱の状態・他の証言

箱については、「完全に乾いており濡れていなかった」「フタが少し開いていたが、中身は無事」だったと説明しています。

また、「最初に誰が箱を見つけたかは不明だが、自分たちは発見直後にすぐ警察に通報した」と語り、「現金の持ち主が実在していたことを本当に嬉しく思っている」とも述べています。

持ち主を名乗る弁護士のタウィワット氏は、「その箱は古着を詰めたものだと思っていた。部屋が水浸しになっていたため修繕を予定していて、掃除中に誤って捨てた」と供述しています。
現金が濡れて乾いたかどうかは、調べれば一目瞭然のはず。
当初から怪しさ満点の弁護士でしたが、ほころび始めた証言に、現金の行方が気になります。

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