バンコク都、廃棄物分別と都市緑化を推進。クルントン市場のごみと屋台の管理強化。

バンコク都知事の政策指針の一環として、バーンプラット地区では廃棄物管理の改善と都市緑化の促進に向けた取り組みを積極的に実施しています。
3月10日、副知事が現地を訪れ、これらの活動を視察しました。

廃棄物分別の試験プロジェクト:クルントーン市場

視察の主な対象となったのは、ラチャウィティ通りにあるクルントーン市場です。
この市場では、2025年2月から廃棄物分別の試験プロジェクトが開始されました。
市場の広さは1,000平方メートル、50の飲食店が営業しており、以下のような分別ルールが導入されています。

◆生ごみ

・「混ぜない」ポリシーを採用し、区が専用の生ごみ回収箱を提供
・食品廃棄物は専用エリアに集められ、ノーンケーム区の有機廃棄物管理プロジェクトへ輸送
・一部の野菜や果物のくずはテスコ・ロータス近くの苗木センターで堆肥化

◆リサイクル可能ごみ

・リサイクルショップへの売却を奨励
・N15テクノロジー社など、区が認定する廃棄物管理会社への回収ルートを確立
・環境意識を高めるための啓発キャンペーンやイベントを実施

一般ごみ

一般ごみ箱を設置し、区が毎日回収

有害ごみ

専用回収箱を設置し、区が月1回の回収を実施

本プロジェクト開始前、市場の一般ごみは月600kgに達していました。
副知事は、分別プロセスをさらに改善するよう指示し、分別量が今後の廃棄物管理料金に影響を与える可能性があることを指摘しました。

屋台管理の改善

さらに、副知事は屋台営業の管理状況についても確認しました。

現在、区内には許可区域外に60軒の屋台があり、2つの指定エリアで営業を許可されています。
副知事は、2024年の営業規制を遵守するよう指示し、清潔さや秩序を維持するため、地域の管理委員会の提言を実施するよう求めました。

屋台の排水状況もレポートしてほしいものです。
断片的な縦割りレポートは、時間の無駄でしかありません。

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