タイの異常な銃社会。市場でおもちゃのように銃をぶっ放す若者たち。市民の怒りの声は政府には届かない。

タイの銃社会は異常です。
本当におもちゃのように使用されています。

誰に当たろうが、彼らは気にしません。
市場のど真ん中で、若者たちが銃撃し合った時、露店商らが立ち上がります。

3月27日、パトゥムターニー県タンヤブリ地区にあるワットサブア市場の販売をしている38歳のウィパライさんは、マスコミへ苦情の動画を送ります。
動画には、バイクに乗ったティーンエイジャーが、市場のど真ん中で銃を取り出し相手方に発砲する姿が映し出されています。

その様は、誰かが流れ弾で死んでしまうかどうかなど、全く気にも留めない様子でした。

ウィパライさんによりますと、3月23日午後4時50分頃、バイクに乗った十代の若者たちが追いかけっこをしていたとのこと。
すると前のバイクに乗った少年が、銃を取り出して見せびらかし始めたと言います。
すると突然、後ろのバイクの者が銃を取り出し、彼を撃ったと話します。

飛び出した銃弾は隣の自動車店の屋根に命中しました。
屋根の鉄骨が壊れ、弾丸が屋根を貫通しています。

当たり前ですが、もしこれが全く関係のない人に当たっていれば、死亡した可能性があります。
ウィパライさんは警察に対し、銃撃し合っていた2つの十代のグループを迅速に逮捕して欲しいと強く要望をだしています。

無実の人が負傷したり死亡した場合はどうなりますか?
タイの場合、ちょっとした見舞金が出て、それでおしまいです。
あなたは納得できますか?

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