プーケット外国人観光客、新たに3名の感染者が明らかに。

バンコク首都圏でロックダウンなどの厳しい感染対策をする一方。プーケットでは外国人を招きいれるという相反する政策により、国のかじ取りに大きな選択が迫られているタイ。
外国人を受け入れるということは、確実にウイルスが侵入してくることは火を見るよりも明らかです。

プーケットの保健当局によると、「サンドボックス」スキームで到着した外国人観光客にさらに3名が新型コロナに感染していることが判明しました。

プーケットの保健局は昨日(日曜日)、新たに感染した観光客がミャンマー、南アフリカ、スイスから来た外国人であることを発表しました。

今回新たに感染が判明したミャンマーの観光客は、日曜日に陽性を示した8歳と9歳の2人の子供の母親でした。
他の2人の観光客は、プーケットに滞在した後の2回目の綿棒検査で陽性を示しました。
彼らは、治療のために病院に送られました。

7月1日から10日までの間に約4,000人の外国人観光客がプーケットに到着しました。
それらのうちの6名がCOVID-19に感染していることが判明しています。
最初の旅行者はアラブ首長国連邦からの旅行者で、先週の7日水曜日にプーケット国際空港に到着したときに陽性だと判明しました。

2回目の検査で判明した2名は、それまでは自由にプーケット島内を観光できたわけですから、ウイルスを拡散させていた可能性も高いわけです。
こういうのが積もり積もっていくことが懸念されます。
またワクチンを接種しているにもかかわらず(証明書が偽造でなければ)、新たに感染するという事実は受け入れなければならないでしょう。
「ワクチンが広がれば以前と同じ、元通りになる」というワクチン神話は、脆くも崩れ去ったということです。

プーケット観光復興「サンドボックス」計画の足元からくすぶる今ある火種とは。

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