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闇の人民元両替・海外送金サービス「Taobao Thailand」を摘発! 年間取引額1億7,000万バーツ超。
- 2026/11/2
- 事件(タイローカル)

タイ警察は11月1日、無許可で外国為替取引や国際送金、電子決済サービスを提供していた疑いで、「Taobao (Thailand) Co Ltd」の取締役をバンコクで逮捕した。
関連する5つの銀行口座では、過去1年間に総額1億7,000万バーツを超える取引が確認されている。
逮捕されたのはタイ国籍のパリン容疑者(38歳)。
警察は、バンコク都バーンケーン区ター・レーン地区にある同社の事務所を捜索し、ノートパソコン4台、携帯電話5台、書類などを押収した。

今回の捜査は、タイ中央銀行(BOT)からの情報提供を受けて開始された。
警察によると、同社が運営していたとされるウェブサイト「Fupay」と「Taobao Thailand」では、必要な許可を取得せずに人民元などの外貨両替や、中国の電子決済サービス「Alipay(アリペイ)」への送金、商品購入用の資金チャージなどを提供していた疑いがある。
利用者はサイトで会員登録を行い、専用の電子ウォレットに入金することで、中国のオンラインショッピングサイト「1688」「Taobao(淘宝)」「Tmall(天猫)」などでの買い物に利用できる仕組みだったという。

警察は、こうしたサービスはタイ中央銀行の監督下にある規制対象の金融サービスに該当し、事業を行うには正式な許可が必要だと説明している。
さらに、タイ王国警察のサイバー詐欺対策センター(ACSC)の調査では、人民元の両替や決済に使用されていた2つの銀行口座が、サイバー犯罪に関連する口座とつながっていたことも判明した。
関連する取引額は、27万バーツを超えるという。
ただし、容疑者がサイバー犯罪に直接関与していたかどうかについては、現時点で明らかにされていない。
タイ中央捜査局(CIB)のナッタサック局長は、電子マネーや海外送金サービスを利用する際には、タイ中央銀行から正式な許可を受けた事業者かどうかを確認するよう呼びかけた。
事業者の許可状況は、タイ中央銀行の「BOT License Check」で確認できる。
なお、今回摘発されたのはタイ国内の「Taobao (Thailand) Co Ltd」であり、中国の大手ECサイト「淘宝(Taobao)」そのものが摘発されたわけではない。(会社自体も別モノ)







































