タイで「ワンピースカード」詐欺疑惑!被害総額2億バーツ超、人気バンド歌手も被害に

タイでも、ポケモンやワンピースのトレーディングカードは高値で取引きされており、しばしばトラブルが発生している。

タイで人気漫画『ONE PIECE(ワンピース)』のトレーディングカードを巡る大規模な詐欺疑惑が浮上している。
予約購入代金を支払ったにもかかわらず、商品が届かず返金も受けられなかったと訴える被害者らが10月23日、ノンタブリー県の弁護士事務所を訪れ、法的支援を求めた。

今回、ラチャポン弁護士に相談したのは10人以上で、このグループだけでも被害額は3,000万~4,000万バーツに上るという。
被害者側によると、事件全体の被害総額は2億バーツを超えるとされている。

被害者らは以前、サイバー犯罪捜査当局に被害届を提出していたものの、捜査に目立った進展がないと主張。
さらに、問題の販売業者側が弁護士を通じて訴訟をちらつかせ、和解を迫るなどの圧力をかけていると訴えている。

被害者の一人、サックさん(28歳)は、SNSで知った販売業者が商品や注文書、取引実績を示す画像などを公開していたため信用し、ワンピースカードの予約代金として40万バーツ以上を送金した。
しかし、商品は一つも届かなかったという。

サックさんは「被害者から集めた金で弁護士を雇い、逆に被害者を脅している」と憤り、警察に早急な捜査を求めた。

今回の問題では、タイの人気ロックバンド「TaitosmitH」のボーカル、ジャイ(Jai)も被害者の一人とされている。
ジャイはトレーディングカードの趣味から離れる意向を示しており、サックさんは「まだ船を降りないでほしい。僕たちは闘い続けています」と、ワンピースの世界観になぞらえて呼びかけた。

ラチャポン弁護士は、SNSなどに虚偽の情報を掲載して購入者を信用させ、金銭を振り込ませた疑いがあると指摘。
一般市民を対象とした詐欺に該当する可能性があるとして、警察に迅速な対応を求めている。

同弁護士は10月26日、被害者らとともに警察の犯罪制圧局を訪れ、改めて捜査を求める申し立てを行う予定となっている。

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