タイ政府、配車アプリの違法ドライバー排除へ。8月までにタクシー免許取得を義務化。

タイ運輸省は、公共交通運転免許を持たない配車アプリのドライバーを排除するため、各プラットフォームに対し3カ月以内の是正を求める方針を発表した。
期限となる2026年8月までに、必要な免許を取得しないドライバーはアプリから登録抹消される見通しだ。

シリポン副運輸相は、タクシー業界団体との協議後、「違法営業に対する例外措置はなく、違反者は摘発・罰金・法的処分の対象となる」と強調した。
利用者の安全確保とサービス品質向上のため、すべてのドライバーに適切な登録と免許取得を求めるとしている。

運輸省は今後、配車アプリ運営会社との協議を実施し、共通の運営基準を策定する予定。
新規ドライバーについては公共交通運転免許保有者のみ登録を認め、既存ドライバーも期限内の免許取得を義務付ける。

また、プラットフォーム事業者には違法ドライバーの監視・排除を徹底するよう要求。
問題を十分に管理できない場合は、営業許可の更新を認めない可能性も示唆した。

一方、運輸省はスワンナプーム空港のタクシーサービス改善にも着手。
タイ空港公社(AOT)に対し、配車アプリ「Sawasdee」の機能強化を指示し、アプリ上で運賃を自動計算できる仕組みの導入を進める。
これにより、空港タクシーによる不当な定額運賃請求への苦情を減らしたい考えだ。

さらに、バンコク首都圏以外の地域ではタクシー運賃制度の見直しも検討中で、小型車は1キロ当たり13バーツ以下、大型車は15バーツ以下の定額料金案が議論されている。

現在、タイで認可されている配車アプリはGrab、Bolt、inDrive、LINE MAN、Maxim、Lalamove、TADA、Fingogoの8社。
政府は今後、違法営業の取り締まりとサービス品質向上を両立させる方針だ。

※ここでいう「免許」とは、タクシーライセンスのことになります。
普通運転免許ではありません。

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