タイ汚職の代表格、屋外運動器具購入に批判殺到! 市場の10倍の価格で購入する意味は?

タイの代表的な汚職案件の一つに、この旧式のフィットネス器具がある。

タイ中部ロッブリー県で、総額3億2000万バーツ超を投じた屋外運動器具整備事業をめぐり「予算が高すぎる」と批判が相次いでいる。
そのような中、ロッブリー県行政機構が5月22日、事業の詳細を説明した。

問題となっているのは、ステンレス製の屋外トレーニング器具設置事業。
SNS上では「たった3カ所で3億バーツ超の予算を使用した」などの情報が拡散し、世論の批判を集めていた。

これに対し県行政機構側は、「実際には161カ所に設置しており、3カ所だけではない」と反論。
事業は2021年から段階的に進められ、総額3億2000万10700バーツを投じて計11回実施されたと説明した。

担当者は「問い合わせが殺到し、県行政機構が一気に有名になった」と苦笑しつつも、「器具は耐久性が非常に高く、雨風や日差しに強く、サビにも強い。長寿命で維持費もほとんどかからない」と強調した。

設置場所については、住民の利用需要や安全性、景観への影響などを基準に選定。
利用者が少ない場合には、地域側の要請で移設も可能としている。

一方、国家汚職防止委員会(NACC)は、調達手続きの透明性について調査を進めている。
基準価格を設定した企業と入札参加企業の経営陣が重複していたほか、落札価格が基準価格を1%未満しか下回っていなかったケースが続いていたという。

NACCは「談合の可能性も含めて監視している」として、今後さらに詳細調査を進める方針を示している。

先ず、ロッブリーという田舎街に161か所もの運動機器を、県の予算を使って設置する必要があるのかということ。
こんな旧式の運動機器が、ロッブリー県民にそんなに需要があるものなのでしょうか。
そして一番疑わしいのが予算。
総額3億2千万の予算を161か所で単純に割ると、単純に1か所約2百万バーツの予算となります。
日本円にして1000万円です。
以前本誌でこの手のガラクタがいくらするのか調べた結果、1台15000バーツから2万バーツ程度でした。
予算200万バーツあるとすると、100台はゆうに設置が可能となります。
写真からも100台どころか、10台ほどしか設置されていません。
この手の汚職では、市場価格の10倍の価格で購入するのがこれまでの例からでも明らかになっていますが、ロッブリーでもそれを踏襲しているものと思われます。
というか、そもそも無用の長物、ガラクタに3億2千万バーツをかけるくらいなら、もっとインフラ工事に予算回せよということです。
まあ、インフラに予算振っても、結局は中抜きされて同じなのかもしれませんが!

3000万バーツのジム機器購入問題で批判勃発。自治体長は「証拠を出せ、訴える!」。市場価格を調べると…。

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