バンコク・エアウェイズ、35億バーツの黒字確保も、 燃料高騰で運賃15~20%値上げ。

タイの航空会社バンコク・エアウェイズは、2026年の事業方針を発表し、持続可能な成長を軸に航空事業の強化を進める方針を明らかにした。
2025年の純利益は約35億バーツを記録し、関連事業も含めて堅調な業績を維持している。

同社は今後、機材の拡充とインフラ投資を柱に成長を図るという。
新たにプロペラ機ATR72-600を12機導入する計画で、2026年後半から順次受領を開始する。
また、サムイ空港では第2四半期から拡張工事に着手し、年間600万人の旅客受け入れを目指す。

一方で、観光市場は依然として不安定な状況が続いている。
2025年の訪タイ外国人は前年比で減少したものの、2026年は世界的な航空需要の回復により、緩やかな成長が見込まれている。
ただし中東情勢の緊張が引き続きリスク要因となっている。

こうした中、同社は無理な路線拡大を避け、収益性を重視する方針を採用。
便数や供給座席数を抑制しつつ、搭乗率の向上による効率的な運航を目指す。

さらに、燃料価格の高騰を受け、2026年4月1日から航空運賃を15~20%引き上げる方針を決定した。
サムイ、プーケット、チェンマイなど主要路線が対象となる見込みで、コスト増への対応を迫られている。

同社は「責任ある航空会社」として、長期的な安定成長とサービス品質の維持を両立させる考えを強調している。

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