足止め客救済へ。エティハド、エミレーツ航空が限定運航再開。全面正常化は未定。

緊迫中の中東情勢を受け、閉鎖されていた空域が3月3日に入り段階的に再開された。

これに伴い、アラブ首長国連邦(UAE)の主要航空会社であるEtihad AirwaysEmiratesが、足止めとなっている乗客の輸送を優先する形で限定的に運航を再開した。
ただし、依然として多くの周辺国が空域を閉鎖しており、全面的な通常運航への復帰には至っていない。

アブダビのザイード国際空港は48時間以上にわたり閉鎖されていたが、現在は発着を再開しているという。
ドバイ国際空港も限定的に運用を再開した。

航空データによると、エティハド航空はロンドン、アムステルダム、パリ、モスクワの各都市および湾岸協力会議(GCC)域内やインド向けの一部路線で運航を再開している。
ロンドン行きEY67便も出発した。
主な目的は、空港で足止めされている乗客の移動支援だという。

エミレーツ航空も、既存予約客および滞留客を優先し、限定便を再開。
対象者には個別に連絡するとしている。
同社は、新たな渡航連絡を受け取る前に空港へ向かわないよう強く呼びかけ、混雑や安全リスクの回避を図っている。

現在運航されているのは、機材移動便、貨物便、帰国支援便など、個別承認を要する特別便が中心で、定期ダイヤの全面復活ではないという。

報道によれば、バーレーン、イラン、イラク、イスラエル、ヨルダン、クウェート、カタール、サウジアラビア、シリアなどが依然として空域を全面または部分的に閉鎖している。
UAEも一部制限が継続中で、航路は依然として流動的な状況が続く。

両社は、地域全体で最高水準の安全対策を維持しつつ、可能な範囲での運航再開を進めるとしているが、完全な正常化にはなお時間を要する見通しだ。

関連記事

最新記事

月間人気記事TOP10

ページ上部へ戻る