タイ中古住宅市場が急拡大! バンコクの売り物件の総額は1年で3倍超に! 空き家問題懸念。

タイの中古住宅市場で、売り物件が急増しているという。
タイ政府住宅銀行(GH Bank)傘下の不動産情報センター(REIC)が発表した2026年第1四半期の統計によると、バンコクの中古住宅売り出し総額は7,012億バーツを超え、前年同期比234%増となった。

売り出し件数も70,495戸に達し、前年比117.9%増と大幅な伸びを記録。
市場では高額物件を含む多くの住宅が売りに出されており、不動産市場の動向に注目が集まっている。

バンコクに続き、チョンブリー県が702億バーツ、ノンタブリー県が687億バーツ、サムットプラカーン県が602億バーツと、首都圏を中心に中古住宅の供給増加が目立った。

観光地でも売り出しは増加しており、チェンマイ県は292億バーツ、プーケット県は240億バーツとなった。
ただしプーケットでは物件数が増えた一方で総額は減少しており、高価格帯から中価格帯へのシフトが進んでいる可能性があるという。

また、東部経済回廊(EEC)の中心地であるラヨーン県でも売り出し件数が54.4%増加。
工業投資や人口流入を背景に不動産市場の活況が続いている。

しかし専門家は、中古住宅の増加について「市場低迷のサインとは限らない」とし、不動産オーナーによる資産整理や資金確保の動きが背景にあると分析する。
一方で、バンコクの売り出し総額が1年で3倍以上に膨らんだことについては、売却圧力が強まっている可能性も指摘している。

今後は急増した物件を市場がどれだけ吸収できるかが焦点となる。
供給の拡大が購買力を上回れば、タイの不動産市場は価格競争が激化する新たな局面を迎える可能性がある。

購買力は確実に低下しているので、市場がタイ不動産に見切りをつけているのでしょう。
 

関連記事

最新記事

月間人気記事TOP10

ページ上部へ戻る