【誰が招いた結果なのか】有刺鉄線にコンテナバリケード、高圧放水車まで。ピター首相選に抗議する人々に対し、鉄壁の防御。

国家警察署長ダムロンサック氏は、7月13日の下院・上院合同会議で首相に指名されたピター氏が十分な票を獲得できなかったことを受けて、起こり得る抗議活動に備えるべく厳重な警戒態勢をとりました。(7月14日)

13日、議員らが投じた賛成票はわずか324票で、法律で義務付けられている国会議員と上院議員の合計の半分以上を占める最低の375票には51票足りませんでした。

国会議事堂の周囲は厳重な警備が敷かれ、入り口付近にはビニールシートで覆われたコンテナ約40個が設置されました。
高圧放水車なども配置されていました。

さらに周辺道路は通行止めとなり、有刺鉄線と金属製の柵を敷き、抗議する民衆が議会の半径50メートル以内に入ることを鉄壁なまでに防御していました。

一部の前進党支持者は、前夜から国会近くのバンコク都庁複合施設(キアクカイ複合施設)に集まり、朝からプラカードを持った人々が続々と詰めかけていました。

前進党議員であるパディパット氏が現地視察に来て激励しました。

同氏は、集会は国民の基本的権利であり自由であるとし、この地域の閉鎖は厳しすぎて、返ってデモ隊を刺激してしまうと参加者と指摘しました。

どれだけ今回の件が民衆から怒りをかっているか、仕向けた側が一番良く知っているが故、このような戦争でも行うかのような事態を引き起こしているのかと思います。
こんなことを続けていれば、昔に逆戻りとなることは避けられないのかもしれません。

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