マレーシアからタイ人出稼ぎ労働者1万9千人が帰国へ

隣国マレーシアでは、38,487人のタイ人労働者がマレーシアで合法的に働いており、約3万人が違法な形で働いていると言われています。

マレーシア政府は、雇用主に移民労働者の社会保障の適用を義務付け始めていたため、新型コロナの大流行が発生する前は、マレーシアの移民労働政策はタイ労働者に非常に魅力的に映りました。

しかし、今年初めにマレーシアに大きな打撃を与えた新型コロナの新たな流行が、マレーシア政府に非常事態宣言を発動させ、多くのタイ人労働者を失業させる結果となりました。
そして政府は国を封鎖することを余儀なくされ、またマレーシア政府が公的債務問題への対処に失敗したため、リンギットの価値が大幅に急落しました。

その結果、今回、約19,000人のタイ人労働者が帰国する運びとなりました。

「夢破れて〇〇あり」「盛者必衰の理を表す」
安泰な人生など存在しない。人はその時代時代に合わせて、生きていかなければならないのですね。
新型コロナはそんなことを教えてくれているのかもしれません。
彼らが唯一幸運だったのが、海外の労働先として選んだ場所が韓国ではなかったことでしょうか。

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