その請求書、今一度ご確認を! タイの表示価格についてる「++」。サービス料11%ってアリなの?

タイで飲食店にはいると、表示価格のとなりについている「++」の表記。
これは、サービスチャージとVAT(税金)がかかりますよという意味ですが、思った以上に加算され、「意外と高かったな」という感想を得た人もすくなくないはず。

こんなケースもあるので、請求金額については、よーく確認しておいて下さい。

タイのFacebookに投稿されたあるレストランのレシートが話題となり、大きな議論を呼んでいます。

投稿内容

投稿者は、次のように問いかけました。

「これは一般的な飲食代のレシートのようにみえますが、サービスチャージ11%は適法でしょうか?
実際の料理代は580バーツ、でも最終的な支払いは687バーツでした。

VAT(付加価値税)も含まれていると書いてありますが、どう計算されているのか分かりません。どなたか教えていただけませんか?」

問題点

レシートの内訳は、次の通り。

・食事代:580バーツ
・サービスチャージ(11%):66バーツ
・VAT(7%):40.60バーツ
・合計:687バーツ

この計算に対して、ネット上では次のような批判や疑問の声が上がりました。

主なコメント・指摘

・「11%のサービス料は違法では?」

 → タイの法律では、サービス料は最大でも10%までと定められており、11%は違法との指摘多数。

・「計算が合っていない」

 → 「580×0.11=63.8、そこに7%VATを加えると違う数字になる。実際に請求された金額と合わない」との計算検証。

・「VATのかけ方がおかしい」

 → 「VATは本来、サービス料を含む売上全体にかかるべきなのに、サービス料を除いた金額に対して課税している疑いがある」

・「明示なしでのサービス料は無効」

 → 「サービス料を請求する場合、事前にメニューや店舗に掲示しておく必要がある。そうでなければ、顧客は支払いを拒否できる」

・「税番号がないならVAT請求は違法」

 → レシートに税務登録番号が記載されていない場合、VATを請求する資格がないとの法的指摘も。

この件は、消費者保護法や税務関連の法令違反の可能性があるとして、さらに調査が必要とされています。
※コメントの内容は、個人的な見解も入っている可能性があります。

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