「現金1,200万バーツ廃棄は、ゴミと間違えた?!」持ち主を名乗り出た弁護士に疑惑しか感じない件。
- 2025/6/7
- 仰天ニュース

そんな言い訳、誰が信じるというのでしょうか。
タイ・ノンタブリー県のコンドミニアムで、現金約1,200万バーツがプラスチックケースに入ったままゴミ捨て場に投棄されていた事件で、持ち主が名乗り出ました。
持ち主は弁護士のタウィワット氏
6月6日夜9時頃、ノンタブリー県パーククレット警察署にて、弁護士であり複数企業の顧問も務めるタウィワット・センゲーオ氏が出頭しました。
コンドミニアムの5階にある自室を警察に案内し、3時間にわたり事情聴取を受けました。
彼の供述によりますと、現金を捨ててしまったのは「完全な勘違い」だというのです。
「その箱は古着を詰めたものだと思っていた。部屋が水浸しになっていたため修繕を予定していて、掃除中に誤って捨てた」と語っています。
同氏の主張
・このお金は違法なものではない。銀行から徐々に引き出していた正当な資金であり、証拠も提示できる。
・自身は弁護士として長年働いており、4~5社の顧問も務めている。
・2020年から貯めていたお金で、政治活動を視野に入れていた時期のもの。
・当該部屋は1995年から所有しているが、居住はしておらず、毎週チェックしに来ていた。
・金庫に入れるのは盗難のリスクがあり、あえて部屋の奥に保管していた。
・銀行に預けない理由は、「維持費がかかるから」。
・口座にはまだ1,000万バーツ以上の預金が残っている。
捨てた理由と部屋の状況
「6月4日に部屋を確認した際、水害で部屋中が腐敗臭を放っていた。黒い袋、ワイン箱、法典類なども捨てた。その中に現金入りの箱が混ざっていたことを完全に忘れていた。
ニュース映像を見て『まるで宝くじに当たったみたい』と笑ってしまったが、正直驚いた」と語っています。
書類との関連について
報道では、現場からタイ国家放送通信委員会(NBTC/通称: กสทช.)に関する書類が見つかったともされていますが、氏はこれを否定。
「それは源泉徴収の明細書であり、NBTCの顧問としてもらっていた会議手当(1回8,000バーツ)の証明書にすぎない。無関係な憶測を立てないでほしい。私は弁護士なので慎重に行動している」
「NBTCをかばっているわけでも誰かを守っているわけでもない。警察にすべて任せている。誤った関連付けは危険な報道につながるので自重してほしい」と警告を加えました。
そんなやついるのか?
銀行に預けると維持費がかかるって、ナニ?