「タイ遠足バス火災」バスには5基の無許可ガスタンクが設置。タイヤバースト説は虚偽。

「タイ遠足バス火災」事故を引き起こしたバス会社のオーナーは、バスに不正なガスボンベが設置されていた問題に関してコメントを拒否しました。

しかし葬儀への出席と補償を行う意思を表明しています。
一方で、事故現場から逃亡したバスの運転手は拘留され、裁判所は保釈を拒否しています。

10月2日19時30分、ツアー観光バス会社のオーナー、ソンウィット・チンブット氏が、クーコット警察署で3時間の事情聴取を受けています。

ソンウィット氏は、補償に関しては対応すると述べましたが、不正なガスボンベに関する質問には回答せず、葬儀に参加する予定であるとだけコメントしました。

一方、48歳のバス運転手サマーンは、クーコット警察署からタンヤブリー地方裁判所に送致され、裁判所は保釈を拒否しています。

事故現場から逃亡した運転手サマーンは、当初タイヤのバーストが事故のきっかけだったと話していましたが、警察の調査の結果、バスのタイヤがバーストしたという証拠は見つからなかったと伝えられています。

また、バスには10基ではなく11基のNGVガスタンクが設置されているのが発見され、そのうち5基は無許可の製品だったとのことです。

ただ、おそらくそういった車両は、タイ国内に溢れかえっていると思います。
それは、取り締まりや検査が全く行われていないので、やりたい放題だった現状が下地としてあります。

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