【タイ】この奇妙なワニの姿の正体は…

2020年6月20日。

ピチット県の池に生息しているワニの中に、奇妙で長く、細い、見たことのない様相の個体がSNSにアップされました。
ここはピチット県の中心部にある重要な観光名所の池です。SNSにアップされた写真を見る限りワニの健康状態は危険なものだと思われます。

本日(6月20日)淡水養殖開発センターのディレクター、ワタナ氏が漁業関係者とともに視察したところ、ワニ飼育池の合計84頭のワニたちは特に健康状態に問題は見受けられませんでした。この池のワニたちには年間5000バーツの予算も充てられており、持ってきたチキンを食べてます。

首が長く細い奇妙なワニは、観光客が池に投げ込むプラスチックごみを食べることによる病気のために痩せているということが、漁業関係者の調べにより判明いたしました。

ワタナ氏は、観光客に対してプラスチックの破片やゴミを池に投げ込まないでくださいと呼びかけている。

「飼育されているワニに餌をやるための年間予算は5,000バーツです。ワニは、一度食べると7日間生きることができ、飼育されているワニのほとんどが健康状態に問題がないことを確認しています。」

観光客のマナーの問題一つで動物が危機に追いやられるのです。おそらく、このような記事を読む方は絶対にそのようなマナーの人はいないのでしょうが、この記事を読まないような人の中にマナーの悪い人がいることでしょう。なので、まだ読んでいないお友達の方がいらしたら、この記事を読むように諭してあげてください。できれば他の記事も毎日ね。

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