南米/アフリカ/タイで「市民ジャーナリスト」になるってどういうこと?『Global Media Camp』Zoom説明会

途上国・国際協力を専門とするNPOメディア「ganas」が7月28日(日)に開催

「この夏は他人と違ったことをやりたい」「(短期間でも)途上国を深掘りしたい」という社会人&学生におススメなのが、南米/アフリカ/タイで「市民ジャーナリスト」になること。

プログラムの名前は『Global Media Camp』(GMC)。これまでに38回(9カ国12カ所)開催してきた実績があります。参加者は累計196人。年齢は18~59歳と幅広いです。

今回の開催地は、西アフリカのベナン(農村)、南米のコロンビア(「革新的な都市」にも選ばれたことのあるメデジン)、東南アジアのタイ(首都バンコク)。この3つの中から希望の場所を選べます。

GMCの無料説明会を7月28日(日)の夜8時からZoomで開きます。お気軽にPC画面の前までお越しください。

■日時

7月28日(日)20~21時半

GMCの講師を務めるganas編集長・長光大慈が、コロナ禍の前にGMCに参加し、現在はganas記者の笹田健史(今年からセネガルで活動するJICA海外協力隊)にさまざまな質問をぶつける形で進めます。

皆さまからの質問も積極的に受け付けます。気になることをぜひ聞いてみてください。

出入りは自由です。

■会場

オンライン(Zoomを使います)

*peatixのメッセージ機能を使って、当日のお昼ごろをめどにZoomのURLをお送りいたします。

 

■参加費

無料

 

■申し込み方法

 

Peatixの下のページからお申し込みください。
https://20240722gmc.peatix.com/view

■Global Media Campとは?

GMC(Global Media Camp)についてQA方式で下にまとめてみました。もっと詳しい内容は7月28日の説明会で!

Q)記事を書いたことはありませんが、GMCに参加できますか?

A)もちろんできます。最初から記事を書ける参加者は皆無です。取材の仕方、記事の書き方の基礎も徹底的に学べるのがGMCです。ご安心ください。

Q)取材では何語を使いますか?

A)ベナンとタイは英語です。英語を話す現地の「通訳兼ヘルパー」が参加者ひとりひとりに付きます。コロンビアでは日本語でもOKです。日本語を話す「通訳兼ヘルパー」を付けられます(もちろんスペイン語も使えます!)。

その土地の言葉ができずして、その土地について詳しく知ることは不可能ですよね? 参加者ひとりひとりに通訳を付けるのはそのためです。

Q)どれぐらいの英語力が必要ですか?

A)日常会話が普通にできれば大丈夫です。ただし取材準備は必要です。そのやり方はGMCの事前研修でもご説明します。英語に自信のない方は、日本語で取材できるコロンビアがおススメです。

Q)どんなところを取材できますか?

A)コロンビアの主な取材対象は、ベネズエラ難民、国内避難民(コロンビアでは内戦が50年以上続いた)、先住民。ベネズエラ難民や国内避難民が暮らすスラムの家の中に入って取材できるほか、「先住民保護区」も訪問する予定です。

ベナンの主な取材対象はブードゥー教の女性リーダーのほか、豚肉屋、仕立屋、蒸留所、ターバンづくり、菓子屋といったさまざまなスモールビジネスを営む村人。

タイでは、バンコクに逃れたミャンマー人を集中的に取材します。ミャンマーの軍政が今年2月に「徴兵制」を導入すると発表したことを受け、国軍兵士にされることを恐れたミャンマーの若者たちはこぞって国外に脱出しました。バンコクにはいま、これまで以上にミャンマー人が押し寄せています。彼らは何を思い、どんな暮らしをしているのでしょうか。

いずれも、普通なら行けないところ、会えない人ばかりです。取材のアポも、通訳兼ヘルパーもこちらで手配します。基礎知識から、視点のもち方、質問の仕方、伝わる記事の書き方まで集中的に学べます。いずれも「一生もののスキル」ですね。

Q)途上国に行ったことがありません。知識もあまりありません。それでもGMCに参加できますか?

A) もちろんです。まったく問題ありません(ただし準備は必要。そのやり方は教えてもらえます)。GMCに参加してから、「途上国好き」になった方はこれまで何人もいます。

Q)「市民ジャーナリスト」になるメリットを教えてください!

A)他者から得る情報とは違い、「自ら取材して記事を書く」ので、取材した分野に詳しくなります。自分が本当に理解できないと記事は書けませんので。書くこと=考えること! また自分が書いた記事が不特定多数の読者に読まれるのは嬉しいものです。さらに取材先や通訳兼ヘルパーとのネットワークも広がります(友情が続きます)。詳しくは説明会で!

Q)過去の参加者はGMCを経てどんな仕事をしていますか?

A)いろいろです。大手メディアの記者として活動する人もいれば、起業した人も、また普通に就職した人ももちろんいます。ちなみにGMCに2回参加された方も5人ぐらいいます。途上国に関心のある方にとって、好奇心を知識に変えてくれるGMCは特別なプログラム。ハマるようです。フィールドワークの練習にもなります。

Q)飛行機代はいくらぐらいですか?

A)タイは5万円台からあります。コロンビアとベナンは20数万円から。値段はどんどん変わっていくので、早めに購入したほうが得になる可能性が高いです。チケットの買い方に不安のある方はサポートしますのでご安心ください。

*説明会にどうしても来られない方は個別でのご相談に乗ります。ご連絡はdevmedia.ganas@gmail.comまで。

■今年の夏(8・9月)に開催するGlobal Media Campの詳細

 

【開催決定! 〆切7/31】難民・国内避難民・先住民を取材しよう!『Global Media Camp in コロンビア』参加者募集

【〆切8/20】アフリカの農村で泊まり込み取材しよう!『Global Media Camp in ベナン』参加者募集

【開催決定! 追加募集・先着順】急増するミャンマー難民を取材しよう!『Global Media Camp in タイ』参加者募集

*共通の詳しい説明資料はこちら

 

■帰国後はこんな特典も!

・ganas主催の「2024年秋 グローバルライター講座」(5万5000円相当)を2万円で受講できます。ただし簡単なお手伝いをお願いする場合があります。

・ganasのボランティア記者として活動し続けたいとコミットの高い方は、ganas主催の「2024年秋 77日記者研修」(6万9000円相当)に2万円で参加できます。

*いずれも、途上国を盛り上げ、途上国から学ぶコミュニティ「ganasサポーターズクラブ」に入っている/入ることが条件です(GMCの割引もあります)。

■参加者の声(一部抜粋)

「特に印象に残ったのは、予想外に多くのベネズエラ難民たちと出会えたこと。生きることに前向きなパワーを直接感じ取れた。国内避難民へのインタビューでも心が揺さぶられた」(社会人)

「ベネズエラ難民や国内避難民を取材できた。逆境にいる人たちは、想像していたよりも落ち着いていて、よく笑うなと思った。ただ、悲しみの片鱗が時々垣間見えることが気になった」(学生)

「『英語×途上国×書く力』という3つの学びがそろうのがGlobal Media Camp。ハードだったけれど、これまでの大学生活では積めなかった経験」(学生)

「Global Media Campは、参加者の裁量に任される部分が大きく、思う存分取材できたのが良かった。他人の言葉を情報としてただ得るのではなく、なぜそうなったのかを考える姿勢が身についた。スキルアップしたい人にはおススメ」(学生)

「取材する際に、オープンクエスチョンに頼りすぎない必要性を身にしみて感じた。知識がなくても『なぜ』『どのように』を使えば、簡単に質問できる。でもそれでは相手は答えにくいし、なにより自分の頭で考えることを放棄することになる」(学生)

「暮らしている人たちから実際に話を聞き、記事を書くことでその国の歴史や人々の考え方に対する理解が深まる。自分がしっかり理解していないと他人に伝えられないから。ただの旅行では絶対に味わえない学び」(学生)

「最大の収穫は『情報の聞き出し方』を学べたこと。インタビューしながら見出しをイメージし、それに基づいて必要な情報を収集するのは大変だった。でも徐々にコツをつかめたことが達成感につながった」(学生)

「スラム街や国内避難民居住区など、自分一人ではアクセスが難しいところにも行け、またアウトプットの機会も用意されているのは貴重」(学生)

「コロンビアの先住民の取材が印象的。自分がもっていたイメージとかけ離れていて驚いた。日ごろからニュースを見て、疑問に思ったことを調べる癖をつけると、世界は広がるんだなと感じた」(社会人)

「南米へ行ったのは初めて。麻薬都市から平和都市へと変貌を遂げたコロンビア・メデジンを見てみたかった。取材を通して、隣国ベネズエラとのかかわりの深さ、難民が流入するリアルについて知ることができた」(社会人)

「毎日がおもしろすぎた。そして大変すぎた。あの人にも取材したい、こんなことも知りたいという好奇心と、記事をたくさん書いて発信したいけれどなかなかできないという葛藤。これからも書き続け、自分をスキルアップさせたい」(社会人)

「外国人とここまで蜜にコミュニケーションをとったことはなかった。良い記事を書くためには、少しでも多くその国のことを知ることが必須だから、必死に取材した」(学生)

■主催&問い合わせ先

NPO法人開発メディア/ganas
website:https://www.ganas.or.jp/ 
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