「夜霧よ今夜も有難う」ではありまテン! ペッチャブーンの村人たちは死の苦しみに喘いでいます。行政は相変わらず無策。

これは朝霧の美しい光景ではありません!
とても危険な状態です!
村人たちは「もう死んでしまう」と嘆いています。

一体何があったのでしょう。

2月23日、あるフェイスブックでは 「息が苦しいです。2,3日眠れていません。喉が痛いです。耳も聞こえなくなってきました。」と嘆きます。
この周辺一帯に、炭の煙の匂いが漂っていました。

「村では小さな子供が眠れなくて泣いています。村人同士の喧嘩になるので、直接苦情を言いたくありません。関係者の方、助けて下さい。」

この写真は、ペッチャブーン県チョンデーン郡サラライ地区、午前7時頃のドローン写真です。
地域内では、炭を燃やしたときの煙が充満しています。

原因は、タイの焼肉ムーカタなどでよく利用されている「炭」でした。

商業用の炭を大量に作成するために、このような事態となってしまったと報じられています。

この被害は、特に夜間から朝にかけて他の村人に多大な迷惑をもたらしています。
窓を開けて寝ることが、ほとんどできません。

現在、呼吸器系や炭煙に含まれるさまざまな物質により、鼻がヒリヒリする、胸が締め付けられるような圧迫感、家中に臭いが充満など、健康面に大きな影響を与えています。
外の煙は消えていても、家の中に煙の匂いが入ってくると、籠って排出されなくなると言います。

それは空気清浄機も全く役に立たないレベルでした。

地元民は、県の環境局に調査に来るよう訴えています。
そうしないと、長期的には間違いなく村の子供や孫の健康に影響を与える可能性があります。

先ごろもセター首相率いるタイ貢献党政府が、国中のPM2.5を抑えるために「(サトウキビ畑などの)野焼きをやめよう!」と訴えていましたが、余裕で野焼きをし続ける国民に愕然としたというニュースがありました。
いい加減、言うだけで黙って言うことを聞く国民かどうか、気づいたらよろしいのではないでしょうか。
いつも言うだけで何の対策も講じず、ただただ法律を緩めて借金をするだけの政策しか持ち合わせないなど、ちょっと政治的センスがなさすぎます。

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