タイホテル業界も「フアヒンリチャージ」計画に待った!

タイホテル協会も、フアヒンの外国人観光客受け入れは延期すべきだと発言しています。

「フアヒンリチャージ」計画は、複数の観光業界によって反対されています。

この地域を担当する西部タイホテル経営者協会のワサン氏は、このコンセプトを高く評価していると語ります。
しかし彼は、10月1日に大勢の外国人がこの地を訪れ、12億バーツを費やすという観光庁の試算に期待するのは非現実的であると述べました。

彼は、このような計画は、先ず最初に国内観光に焦点を合わせ、フアヒンだけでなくプラチュワップキリーカーン県、全体を開放していくべきだと提案しました。

この意見には、カンタリゾートを経営し、この地域の観光事業団体の首長を務めているウドムスック氏も賛同しています。

彼は、フアヒンはプーケットのような島ではなく、プラチュワップキリーカーン県はあらゆる種類の異なる場所や観光の面で提供するものがたくさんあると指摘しました。
それは、SHAスキームの恩恵を受けているホテルだけでなく、中小企業にも恩恵が行きわたる政策が必要だと言います。

プーケットサンドボックスが一部の大規模なホテルや企業にのみ利益をもたらし、そこにあった観光客からのお金が中小企業に回って来ていないという批判に起因した発言かと思われます。

ホテルは、営業し続けていくにも多大なコストがかかり、ある程度の利用客が見込めない場合、営業するだけで赤字となってしまうこともあります。
もしくはホスピタリティが保てなくなります。
再開したり、ロックダウンかけたりすることが、かえってホテル業界には負担となってしまうので、再開の環境が作れていない中で、無理に少ない外国人観光客のために営業させられるのは本意ではないということです。

現地フアヒンでは温度差あり。商工会議所会長「10月1日からの観光客受け入れは延期すべき」

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